診療手技
髄液のとり方
桑原 武夫
1,2
1関東逓信病院脳神経外科
2東大
pp.484-486
発行日 1969年5月10日
Published Date 1969/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202639
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髄液の採取法として通常行なわれるのは腰椎穿刺である.ときに後頭下穿刺が行なわれる.特別な場合は,頭蓋に小孔をあけ,ここから側脳室穿刺を行なうこともある(乳児で大泉門が開いているときは,ここから直接側脳室穿刺が可能である).以下,腰椎穿刺と後頭下穿刺の実際の手技を述べ,適応,禁忌を簡単に述べよう.
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