ずいひつ
阿古屋の琴責
時実 利彦
1
1東大脳研生理
pp.498-499
発行日 1968年4月10日
Published Date 1968/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202182
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判官重忠の知恵
文楽の出しものに「壇浦兜軍記・阿古屋の琴責」というのがある。芝居でもしばしば演じられていて,阿古屋に扮する中村歌右衛門さんが名演技をみせている。
話の筋はこうである。悪源太の平景清が,ひそかに平家再興をはかつていたところ,運悪く発覚して投獄された。ところが,うまく脱獄して行方をくらましてしまつたのである。
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