今月の表紙
骨髄芽球(2)
日野 志郎
1
1東京逓信病院内科
pp.472
発行日 1968年4月10日
Published Date 1968/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202169
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慢性骨髄性白血病のとき血液にみられる幼若細胞は,急性症のときとはちがつてかなり統一のとれたものであり,症例による差はあまりないような印象を受けていた。ところが写真にとつて並べてみると,やはり症例による差は多少あるようである。それがほんとうに症例による差であるのか,標本の固定・染色の条件による差であるのかは,にわかに決めがたい。
今回は,慢性骨髄性白血病の58歳の男の血液標本から選んでみた。
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