他科との話合い
Banti病(Banti症候群)
鈴木 忠彦
1
,
山本 祐夫
2
,
中作 修
1
1阪市大・外科
2阪市大・内科
pp.1029-1034
発行日 1967年7月10日
Published Date 1967/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201857
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
アメリカで「門脈圧亢進症」が確立されて以来,「Banti病」は次第に病名として使われなくなつてきつつあるようだ。しかしわが国の症例ではBantiが記載したような組織像・臨床症状は明らかに存在する。また欧米の症例をみても,病名は違つても明らかにBanti病と思われるものが少なくない。そこで本号では,Banti病の考え方を中心に,あわせて診断・治療などにつき触れてみた。
Copyright © 1967, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.