薬の反省
性ホルモン
赤須 文男
1
1金沢大産婦人科
pp.964-965
発行日 1966年7月10日
Published Date 1966/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201376
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昔の性ホルモンは臓器から抽出した天然のホルモンで有効成分が少なく,したがつて効果もむしろ暗示的程度であつたが,それだけに副作用もほとんど見られなかつた。いまの性ホルモンは性ステロイドといつたほうが正しく,いわゆる高単位で有効であるだけに,使用法が適切でないと思いがけない副作用を発現する。以下、編集者の依頼により,これらの点について2,3記述しようと思う。
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