正常値
腎クリアランス—その意義と正常値について
宮原 正
1
1慈恵医大内科
pp.868-869
発行日 1966年6月10日
Published Date 1966/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201355
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腎クリアランスは腎の構成単位の機能を別個に知る方法としてこんにち臨床的ならびに腎病態生理の研究に広く用いられている。以下本稿では日常臨床的に使用されている糸球体濾過値(GFR),腎血漿流量(RPF),および前二者ほど一般的ではないが尿細管排泄極量(TmpAH),尿細管再吸収極量(TmG)などの正常値およびこれらがどのようにしてきめられ,また何を意味するかについて述べてみたい。
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