特集 蛋白尿
蛋白尿の症例
6.泌尿器疾患における蛋白尿
大越 正秋
1
1慶大・泌尿器科
pp.806-807
発行日 1966年6月10日
Published Date 1966/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201337
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症例
1.24歳 男子
現病歴 生来健康であつたが昭和40年3月に行なわれた入社試験のための身体検査のさい,尿中に蛋白と赤血球が陽性であることを発見され,腎炎であろうということで,医師の検査を受けるようすすめられ,入社できなかつた。患者はただちに近くの内科医の診察を受け,慢性腎炎の診断をくだされ,安静,減塩食その他の治療をつづけた。
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