症例 レントゲン写真を中心とした腰痛の症例(1)
腰仙移行椎,リチャード氏病,脊椎分離症,分離すべり症,非分離すべり症
恩地 裕
1
1阪大麻酔科
pp.269-272
発行日 1966年2月10日
Published Date 1966/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201195
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腰痛を訴えて来院する患者の数は非常に多い。しかるに,腰痛の原因をつきとめる診断方法はごくかぎられている。大部分がレントゲン検査によつているが,残念ながらレントゲンによつて腰痛の原因が確定されることは半数ぐらいといつてよいのではないか。しかし,他によい方法もないから,レントゲンを中心として,腰痛は診断しているのが現状であるから,以下に,腰痛を起こす疾患のレントゲンを示して,多少の説明を加えてみる。
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