トピックス
ソ連の医師組合/エディンバラにおける放射線研究
pp.1824
発行日 1965年12月10日
Published Date 1965/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201101
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ソ連の医師組合—ソ連邦医療従事者労働組合—は医師を中心とし,その他すべての医療従事者--医師,補助医,看護婦その他を含む広汎な組織となつている。したがってその組合員総数はおよそ400万人と称せられている。各医学研究所の研究員,赤十字社,赤半月社の職員,医科大学,医学専門学校の教職員もまた,この労働組合に加入している。しかし交通省の病院や外来診療所で働らく医師や看護婦は鉄道運輸労働組合に属しているといったぐあいで,その辺の帰属は必ずしも一定していないようである。
医療労組は2年に一度大会を開催し,中央委員会を改選する。1963年に開かれた大会では110人の活動家から構成される現中央委が選出され,さらにそこから11人の幹部会員が選ばれている。現在委員長は女医のナデジータ・グリゴリエワ女史(51歳)で,組合本部はモスクワにある。
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