今月の主題
慢性膵炎—診断と治療
築山 義雄
1
1市立池田病院
pp.1636-1639
発行日 1965年11月10日
Published Date 1965/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201049
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慢性膵炎の病像は多種多様であり,自覚症状に特異なものがない。腹痛その他不定の苦訴があり,他の疾患として説明しがたいときは一応本症を考える必要がある。既往に急性膵炎,アルコール常飲,胆道疾患などがあると,さらに疑いが濃い。本症は治療によく反応する軽症,早期のうちに十分治療を行なうことが望ましい。
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