Japanese
English
今月の主題 慢性膵炎
座談会
慢性膵炎の診断はこれでよいのか
Panel Discussion―Diagnosis of Chronic Pancreatitis
武内 俊彦
1
,
中島 澄夫
2
,
中島 正継
3
,
斎藤 洋一
4
,
小島 国次
5
,
並木 正義
6
,
中沢 三郎
7
M. Namiki
6
1名古屋市立大学第1内科
2名古屋保健衛生大学内科
3京都府立医科大学公衆衛生
4東北大学第1外科
5新潟県厚生連病理センター
6旭川医科大学第3内科
7名古屋大学2内科
pp.964-977
発行日 1978年7月25日
Published Date 1978/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107375
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並木(司会) 1974年にこの『胃と腸』で,「膵疾患――今日の問題点」ということで一度座談会を持ったことがあります.そのときは,当然,慢性膵炎も話題になったわけですが,それから4年たちました今日,慢性膵炎に対する考え方や診断法に何か進歩のあとがみられたかどうか,たいした進歩はないにしてもどういった変遷がみられたか,またそれによっていかなる問題が新たに起こってきているかなどについていろいろとお話し願いたいと思います.
とくに,この座談会の表題に掲げてあります「慢性膵炎の診断はこれでよいのか」といった点に重点をおいて,先生方のざっくばらんなお考えを承りたいと思います.司会は,私と中沢先生の2人となっておりますが,私は大まかな問題提起をいたし,中沢先生にはこまかな問題点を引き出していただくという形で進めていきたいと思います.
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