小特集 赤沈のはやいとき
扉
pp.1467
発行日 1965年10月10日
Published Date 1965/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201008
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赤沈は最も古い検査法の一つであるが,欧米の臨床家たちは,今なお,この検査法の意義を十分に認めて活用している。一方,わが国では,この検査法が新しいものではないということから,非常におろそかにされているきらいがある。はたして赤沈は,検査法として意義の少ないものであろうか。新しい検査法がぞくぞく登場している現在,それらとの関連において,もう一度赤沈を見なおすことも意義深いことと考え,編集部では「赤沈100以上の症例」を広く原稿募集したところ,幸い,たくさんの応募をいただいた。さらに,これらの症例をめぐって,赤沈では権威であられる三友義雄先生を囲んで,第一線の臨床家の先生方にお集りいただき,赤沈についての話合いをもった。
今月号では,これらを合わせて,赤沈の小特集として,読者の皆さまにおとどけする。
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