簡易臨床検査のやり方と評価
簡易血糖測定法—小児科領域における
茂手木 皓喜
1
1東大・中検
pp.332
発行日 1965年3月10日
Published Date 1965/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200720
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血糖の測定には0.1ml位の量でできるHagedorn法,Somogyi法,酵素法,Aminobiphenyl法,O. Toluidine法などがあるが,いずれも除蛋白操作のあることや,光電比色計を要することなどで簡易とはいえない。また0.02ml位の超微量でできる方法もいくつか紹介されているが,実地の臨床家が手軽に行なうというわけにゆかない。全血で除蛋白せずに,しかも比色計なと用いないで測定できれば理想的である。ここに紹介するDextrostixはほぼ目的にかなうように見受けられる。
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