ノモグラム
標準O2解離曲線—溶解O2,O2分圧,O2飽和度算出用ノモグラム
関原 敏郎
1
1慶大笹本内科
pp.165
発行日 1965年2月10日
Published Date 1965/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200675
- 有料閲覧
- 文献概要
血液ガスの測定にはVan Slyke-Neillの検圧法,電気化学的測定法などがあるが,下図は前者に用いられるもので,Van Slyke-Sendoryの示した数値を基として笹本,和田により作られたものである。縦軸はpH,横軸はO2飽和度,O2分圧,溶解O2を示している。O2含量,O2抱合能,pHよりtry and error法により溶解O2を求め,次いでO2飽和度,O2分圧を求めるが,ノモグラムの使用法はやや複雑であるので,笹本,楊著「塩酸基平衡の臨床」,昭和33年中外医学社版を参照されたい。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.