他科との話合い
妊娠中毒症をめぐつて
森山 豊
1
,
浅野 誠一
2
1東大産婦人科
2慶大内科
pp.1405-1411
発行日 1964年12月10日
Published Date 1964/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200619
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
かなり多い妊娠中毒症後遣症
森山 きようは妊娠中毒症について内科と産科とがお話し合いをするわけですが,はじめにおうかがいしたいのは内科患者の中で腎疾患は依然として多いものですか。
浅野 腎疾患は数からいうと別に昔に比べてふえているということじやないのですが,ほかの病気でなおるものが相当できてきたのに,なかなかなおらない,実際に病院の中ではベッドを占めている数はたいへん多いと思います。溶連菌に関係した病気ですから化学療法剤ができて減るということも一応予想されたんですが,一向に減つてはおりません。
Copyright © 1964, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.