診断のポイント
イレウス
長洲 光太郎
1
1関東逓信病院外科
pp.376-378
発行日 1964年6月10日
Published Date 1964/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200316
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イレウスという診断,あるいはその疑いがあれば,もはや手術の絶対適応となるので,かりに多少の補助的治療法や診断確定のための検査があるにしても,内科の手をはなれ,外科医の手許に患者をおくべきである。しかしイレウスという診断は,その症候論をはぶいては存立しえないわけであるから,次にいくつかの項目をあげて診断のポイントを述べようと思う。
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