増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド
付録 画像診断レポート用語図説
椎体
花岡 昇平
1
1東京大学医学部附属病院放射線科診療部門
pp.408-415
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200093
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Luschka関節(図1)
頸椎C2〜C7間にのみ左右対になって存在する関節である.椎体の後外側が上下椎体間で関節を形成する.このLuschka関節には骨棘が生じやすい.このため,外側陥凹狭窄,椎間孔狭窄をきたして神経根を圧迫する.椎間板突出・膨隆,椎間関節の骨棘などとともに,変形性頸椎症における主な病理的変化をなす.
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