特集 すぐ役に立つ—呼吸器薬の標準的使い方
呼吸器感染症
肺結核症および非結核性抗酸菌症
倉島 篤行
1
1財団法人結核予防会複十字病院
pp.1879-1883
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200022
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ポイント
◎結核症の治療においては,耐性菌出現を抑制するため,最初から機序の異なる3剤以上の多剤併用を行う.
◎臨床症状の改善のみが目的ではなく体内の結核菌根絶が目的であり,最低6カ月間の服薬が必要である.
◎非結核性抗酸菌症の場合においても耐性菌出現の抑制は重要であるが,殺菌的な薬剤がなく,抗菌力の増強を目指した多剤併用が行われる.
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