特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい!
炎症性腸疾患治療におけるspecial situation
炎症性腸疾患における発癌―どんな患者をどうフォローする?
篠崎 大
1
1東京大学医科学研究所附属病院外科
pp.1110-1113
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107612
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◎UCにおいて,大腸癌のハイリスク状態は7年以上経過した全大腸炎型または左側大腸炎型である.
◎大腸癌の早期発見のためにサーベイランス内視鏡が勧められている.
◎サーベイランス内視鏡は症状がなくとも定期的に行う.色素内視鏡が有用とされている.
◎わが国ではCrohn病合併大腸癌のなかで,直腸癌・痔瘻癌が欧米と比べると多い.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.