特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療
この血算の異常を見逃してはいけない―専門医への紹介のタイミング
血小板減少
冨山 佳昭
1
1大阪大学医学部附属病院輸血部
pp.448-451
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107366
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ポイント
◎血小板数5万/μL以上では出血症状はほとんど認めない.
◎症状は,皮下出血,歯肉出血,鼻出血,性器出血など皮膚粘膜の出血である.
◎血小板数5万/μL未満で出血症状がまったくない場合は,EDTA依存性偽性血小板減少症を鑑別すべき.
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