特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液
水・電解質異常の診断
身体所見から考える水・電解質異常
須藤 博
1
1大船中央病院内科
pp.240-243
発行日 2014年2月10日
Published Date 2014/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107317
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ポイント
◎ある種の身体所見から電解質異常を想起することができる.
◎電解質異常に関連した身体所見には,ある疾患や対応する症状としての電解質異常を考える場合と,電解質異常が直接原因となって臨床徴候を示す場合の2通りが考えられる.
◎細胞外液量の異常は,Na総量の異常である.
◎細胞外液量の評価は,身体所見が重要である.
◎原因不明の徐脈をみたら,高K血症を考える.
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