特集 不整脈の診断と治療―ポイントをおさえよう
不整脈の診断
QT延長・短縮症候群で行うべき問診と検査
清水 渉
1
1日本医科大学内科学(循環器内科学)
pp.2166-2169
発行日 2013年12月10日
Published Date 2013/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107222
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ポイント
◎先天性QT延長症候群は,Schwartzスコアが3.5以上,またはQTc時間が500ms以上の場合に診断される.
◎先天性QT延長症候群で頻度の多いLQT1,2,3では,遺伝子型特異的治療,生活指導が実践されている.
◎QT短縮症候群は,QTc時間が330ms以下,または遺伝子変異,家族歴,VT/VFのいずれかを認める場合にはQTc時間が360ms未満でも診断される.
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