特集 内分泌疾患に強くなる
専門医に学ぶ内分泌疾患の診断・治療
【副腎疾患】
原発性アルドステロン症
大村 昌夫
1
,
齋藤 淳
1
,
西川 哲男
2
1横浜労災病院内分泌・糖尿病センター
2横浜労災病院
pp.1812-1816
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107039
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◎原発性アルドステロン症は頻度が高く,診断が難しく,臓器障害の多い予後不良な高血圧であるが,適切な治療で治癒が期待できる.
◎スクリーニングはアルドステロンとレニンの同時測定を行い,その後内分泌負荷試験で確認する.
◎副腎静脈採血で片側副腎からのアルドステロン過剰分泌が診断された症例は手術適応となる.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.