今月の主題 内科診断の本道―病歴と身体診察情報からどこまでわかるか?
循環器疾患
肺塞栓症
竹島 太郎
1
,
野口 善令
2
,
福原 俊一
1
1京都大学大学院医学研究科医療疫学分野
2名古屋第二赤十字病院救急・総合内科
pp.1524-1528
発行日 2012年9月10日
Published Date 2012/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106139
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ポイント
★急性の呼吸困難の病歴から,5~6の診断仮説を想起できるようにしておく.
★呼吸困難の鑑別を進めるうえで,リスク因子やpertinent positive/negativeな情報は重要な問診項目である.
★肺塞栓の軽症例では,症状が表面化しにくく,身体所見や心電図などの検査所見も典型像を欠いていることが多い.
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