今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか
座談会
神経内科エマージェンシーへの対応―専門医にどこまで相談するか
濱田 潤一
1
,
長沼 裕一郎
2
,
武田 英孝
3
,
後藤 淳
4
1北里大学医学部神経内科学
2長沼内科
3山王メディカルセンター
4稲城市立病院神経内科
pp.688-700
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105905
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日常診療では神経症状を伴う症例を多く経験する.プライマリケア医,一般の内科医はこれらに対して,迅速に対応すべき疾患かどうかを見極め,状況に応じて専門医に相談・転送する必要がある.
本座談会では,実際の症例をもとに「診断に向けて,何をどのような手順で行うか」「専門医に相談・転送する際のタイミング」などについてお話をうかがい,限られた時間でベストな治療に結びつける方法を探った.また,診察の際に注意すべき所見やそれらに対する考え方についても具体的にお話しいただいた.目の前の患者をイメージしながらそのコツをつかんでいただければ幸いである.
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