今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement
診察法と神経症候からのアプローチ
【症候からのアプローチ】
めまい,ふらつきと神経疾患の診かた
大生 定義
1
1立教大学社会学部
pp.1336-1339
発行日 2011年8月10日
Published Date 2011/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105305
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ポイント
★どんな「めまい」なのかを医療面接でタイプ分けする.
★患者の背景情報,診察所見・検査にて診断を大まかに推定することは可能である.
★眼振とそれ以外の神経症状,内耳症状・全身症状の有無が主な確認項目である.
★末梢性めまいでは代償の機構が働くので,急性期が過ぎれば,安静が必ずしもよいとは限らない.
★不適切な初期対応が,後々の心因性めまいの発症へつながることもある.
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