今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか
座談会
生活習慣への介入―変わらないその重要性
小田原 雅人
1
,
佐倉 宏
2
,
勝川 史憲
3
,
木村 肇
4
1東京医科大学内科学第三講座
2東京女子医科大学糖尿病・代謝内科
3慶應義塾大学スポーツ医学研究センター
4木村クリニック
pp.2004-2015
発行日 2010年11月10日
Published Date 2010/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104904
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糖尿病診療においては,治療の進歩を日常診療へ取り入れるのと同時に,生活習慣への介入が重要課題です.
そもそも生活習慣の改善はなぜ重要なのか,国内外の大規模研究の結果や,解明が進む糖尿病の病態生理を踏まえ,冠動脈疾患予防など糖尿病以外への効果について,ご解説いただきました.また,食事療法と運動療法ではどちらがより重要か,食事療法のポイントや運動の具体例とインスリン抵抗性への影響などのエビデンスを交えてご紹介いただきました.
実地診療で患者さんに生活習慣の改善を実行してもらうための方法など,旧くて新しい悩みとその解決方法が散りばめられています.
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