今月の主題 呼吸不全の診療
呼吸不全の患者の診かた
病歴と症状
高崎 寛司
1
,
磯貝 進
1
1青梅市立総合病院呼吸器内科
pp.1363-1365
発行日 2010年8月10日
Published Date 2010/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104561
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ポイント
★呼吸困難を訴える患者では,症状の時間的経過や性状,随伴症状の有無,疾患に関連する危険因子の有無に着目する.
★呼吸困難の重症度はFletcher-Hugh-Jonesの分類やMedical Research Council(MRC)の質問票により客観的に評価する.
★呼吸困難の強さは必ずしも動脈血酸素分圧(PaO2)の低下と一致しない.
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