今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
日常診療に役立つ呼吸器治療Q&A
日常診療に役立つ呼吸器疾患への対症療法には,どんなものがありますか?
吉嶺 厚生
1
,
西垂水 和隆
1
1今村病院分院救急・総合内科
pp.1687-1690
発行日 2009年10月10日
Published Date 2009/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104102
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ポイント
●急性咳は原因治療により軽快する.対症療法は基本的に不要.心不全や肺塞栓など重篤な疾患を見逃さないことが大切.
●遷延性・慢性咳は原因疾患により薬剤の使い方に工夫が必要.咳喘息,アトピー咳,副鼻腔気管支症候群,胃食道逆流症などが多い.疾患と薬剤の特徴を理解することが大切.
●高齢者では,投与薬物により誤嚥が誘発されている可能性もあり,薬剤の調整が必要.
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