今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
喘息とCOPD
慢性期の喘息コントロール
知花 なおみ
1
1那覇市立病院内科
pp.1603-1608
発行日 2009年10月10日
Published Date 2009/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104085
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ポイント
●喘息は気道の慢性炎症性疾患であり,治療は吸入ステロイド薬を中心とした抗炎症治療である.
●患者のコントロールレベルから治療のステップを選択し,定期的に調整していく.
●ステップ3以上では,吸入ステロイド薬と長時間作用型β2刺激薬が最も効果的な組み合わせであるが,必ず両者を併用することが原則である.
●薬物療法以外にも患者教育,環境コントロールが重要であり,医師や患者だけでなく,家族,看護師,薬剤師が協力しあって治療に参加することが望ましい.
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