今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
扉
金城 紀与史
1
1沖縄県立中部病院総合内科
pp.1565
発行日 2009年10月10日
Published Date 2009/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104077
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呼吸器系の主訴で受診する患者は多い.発熱,咳といった「風邪」症状から呼吸困難・胸痛まで症状は多彩であり,しかも急性疾患から慢性疾患,また外来でマネージできるものから病棟・ICUレベルの治療が必要なものまである.鑑別診断も呼吸器疾患のほか,心疾患・神経筋疾患・精神科疾患と幅広い.そこで,今回は内科系診療で必ず遭遇する一般的呼吸器疾患での薬剤療法を中心に特集を組んだ.
取り上げるテーマは肺炎,急性上気道炎,喘息とCOPD,そして結核や重症呼吸器疾患・間質性肺疾患にも触れた.最後にタバコ依存治療・ワクチン・対症療法・緩和療法の概説も加えた.
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