今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
心不全の治療
【急性心不全の内科的治療】
薬物療法:利尿薬・hANP
水野 雄二
1
,
原田 栄作
1
,
吉村 道博
2
1熊本加齢医学研究所熊本機能病院循環器内科
2東京慈恵会医科大学循環器内科
pp.1261-1267
発行日 2009年8月10日
Published Date 2009/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104006
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ポイント
●心負荷の軽減と神経体液因子の是正が重要であり,管理においては脱水の鑑別が大切である.
●利尿薬の急性心不全における有用性と使用方法を,急性心不全治療ガイドライン(2006年改訂版)にある薬剤を中心に解説を行った.また,同時に固定的な治療の継続でなく,各症例の病態に応じた治療法選択の柔軟性が重要である.
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