連載 研修おたく海を渡る・42
ラボを動かす力
白井 敬祐
pp.1002
発行日 2009年6月10日
Published Date 2009/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103952
- 有料閲覧
- 文献概要
いままで,じっくりと腰を据えて研究する時間をもってこなかったのですが,最近,臨床試験と基礎研究を組み合わせたTranslational Researchを進めるための話し合いに出る機会が増えました.くっついたり,離れたり,コラボレーションと呼ばれる共同研究がさかんに行われています.
アメリカ人だけでなく,中国人,トルコ人,もちろん日本人研究者もいます.ちんぷんかんぷんな議論にただじっと座って耐えることもありますが,多くの研究者たちと触れるチャンスを得たことで,ずいぶん刺激を受けました.今回は,そこで気付いたリーダーの特徴,ラボを動かす力について感じたことをつづってみたいと思います.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.