連載 在宅ケア もっとやさしく,もっと自由に!・5
動かさないと動けなくなる
秋山 正子
1
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション・白十字ヘルパーステーション
pp.136-137
発行日 2010年2月15日
Published Date 2010/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101543
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急性期症状の対処のために入院して2~3週間ベッド上の生活をしただけで,廃用症候がでて心身の働きが落ちます。退院となると,退院後の生活に即したリハビリが必要で,ここがうまくいかないと,廃用はそのままで寝たきりになり,さらにさまざまな合併症を引き起こし,意欲が失われ,うつ状態となってしまうこともあります。これは在宅でよく遭遇すること!
退院後の在宅ケアにつないだときに,在宅ケアチームがどう動くかが問われます。地域のサービスの組み合わせをどう使うのか,介護者の姿勢,家族の介護力も考慮します。
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