今月の主題 苦手感染症の克服
性感染症
陰部潰瘍性病変
小嶋 一
1
1手稲渓仁会病院家庭医療科
pp.544-547
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103844
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ポイント
●陰部潰瘍性病変は,プライマリケア医でも扱えるようになるべきである.
●陰部ヘルペスが最も多く,梅毒がそれに次ぐ.両者の合併もある.
●陰部ヘルペスでは,PCR法によるウイルスの証明が最も感度が高い.
●梅毒は全身の臓器を侵し,多彩な症状を呈する.
●梅毒の診断と治療には,血清学的検査が必須である.
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