今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
救急外来でよく遭遇する訴え
「けいれんしました」―てんかん発作
今村 久司
1
,
松本 理器
1
1京都大学医学部附属病院神経内科
pp.243-247
発行日 2009年2月10日
Published Date 2009/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103778
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●初回かどうか,起こしやすい状況があったかを尋ねる.
●発作症候を把握することで局在診断までつけられる.
●抗てんかん薬の中毒は用量関連の副作用,慢性中毒症状,特異体質による副作用,催奇形性がある.
●高齢者はけいれんがなくても,複雑部分発作が多いので注意.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.