今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる
肺炎診療の基本
市中肺炎ガイドラインの長所・短所―Q. ガイドラインをそのまま用いてよいのか?
細川 直登
1
1亀田総合病院臨床検査科
pp.1754-1757
発行日 2008年10月10日
Published Date 2008/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103540
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●ガイドラインは,臨床的アウトカム改善のために現場に合わせて導入すべきである.
●施設ごとの起炎菌や感受性パターンなど,ローカルファクターを把握することが重要である.
●CURB-65などの指標を用い,外来,入院,ICUのどこで治療するかを決める.
●血液培養,喀痰のグラム染色と培養など病原微生物を同定する努力をする.
●cookbook medicineにならないように注意する.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.