今月の主題 一般内科医が診る循環器疾患―3大病態を把握する
不整脈のマネジメント
【心房細動をどう手なずけるか】
数日前からの心房細動
藤木 明
1
1富山大学医学部第二内科
pp.677-680
発行日 2008年4月10日
Published Date 2008/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103309
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ポイント
●持続する心房細動には,塞栓症のリスク対応が必要.
●心拍数のコントロールは治療の基本,洞調律化は症例ごとに判断.
●心房細動が数日持続するとⅠ群薬の停止効果は激減.
●心機能の低下した例にはアミオダロンが,正常な例にはベプリジルが洞調律化に有効.
●アミオダロンの心外副作用,ベプリジルの過度なQT延長に注意.
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