今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス
主治医として知っておきたいこと【知っておくと役立つこと】
女性と予防接種
黒上 朝子
1
1洛和会音羽病院総合診療科・感染症科
pp.2288-2291
発行日 2007年12月10日
Published Date 2007/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103134
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ポイント
●風疹ワクチンと水痘ワクチンは妊娠中の接種は禁忌で,接種後4週間は妊娠を避けるべきである.
●インフルエンザワクチンは,不活化ワクチンであるため胎盤移行性はなく,妊娠中にインフルエンザシーズンを迎える場合は接種が推奨されている.
●妊婦がB型肝炎ウイルス抗原(HBVAg)陽性の場合は,出産直後のB型肝炎ワクチン(HBIG)が必要である.乳児へのワクチン接種も忘れてはいけない.
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