特集 一般医のためのエコー活用法
Ⅳ.腹部
臓器からみた腹部エコー
子宮・卵巣
津﨑 恒明
1
1公立八鹿病院産婦人科
pp.350-359
発行日 2007年11月30日
Published Date 2007/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103093
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その簡便性と非侵襲性から臨床の場で多用される超音波検査であるが,婦人の下腹部検査にあたってはいくつかの注意を要する事項があり,本稿ではそれらを中心に,女性生殖器疾患の超音波診断などについて解説する.したがって,胎児および付属物に関する診断など,産科領域における各論的解説は別稿1)に譲る.
また,近年の産婦人科臨床では,経腟走査法による検査が主流となっているが,ベッドサイドにおける超音波検査の範囲を越えるので,本稿では経腹走査法を中心に記述する.
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