今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ
生活習慣病の認知行動療法的介入
【一般内科医にもできる介入法】
高血圧への認知行動療法的介入
中尾 睦宏
1
1帝京大学医学部衛生学公衆衛生学・心療内科
pp.2046-2049
発行日 2007年11月10日
Published Date 2007/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103007
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ポイント
●高血圧は最も頻繁に診療する疾患であり,患者の病識や性格に応じた対応が大切である.
●高血圧リスクとして,食事(栄養,食塩摂取),飲酒,喫煙,運動など生活習慣を考慮する.
●高血圧への認知行動医学的介入の効果はエビデンスが集積中である.
●高血圧診療の際は,「戦略をもった声かけ」と「リラクセーション練習」の2つを心がけたい.
●うつ病や不安障害など精神疾患を有した高血圧患者にも注意したい.
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