今月の主題 動脈硬化のトータルマネジメント
鼎談
高脂血症・動脈硬化の外来診療―全身疾患としての捉え方と新しい検査・治療
前村 浩二
1
,
石橋 俊
2
,
池田 宇一
3
1東京大学循環器内科
2自治医科大学内分泌代謝学
3信州大学循環器内科
pp.1574-1583
発行日 2007年8月10日
Published Date 2007/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102899
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高脂血症のみならず,メタボリックシンドロームや炎症,酸化ストレスの観点から動脈硬化発症のメカニズムが明らかになってきた.また,画像診断や機能診断などが発達し,スタチンに続く新しい薬剤も開発・臨床応用が進んでいる.さらに動脈硬化性疾患予防ガイドラインも改訂され,動脈硬化を全身病と捉え,心血管イベント抑制を目標とする治療が注目されている.ここでは最新の流れと今後の展望をご紹介いただく.
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