今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z
ウイルス肝炎の的確な診断のために
肝障害患者の診断の進め方
各務 伸一
1
,
石川 哲也
1
1愛知医科大学消化器内科
pp.848-851
発行日 2007年5月10日
Published Date 2007/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102723
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ポイント
●肝機能異常のパターンにより,おおよその疾患のふるい分けが可能である.
●肝実質障害型では肝炎ウイルスマーカーの検索から始めるのが実践的である.
●受診のきっかけ,受診時の状態により,適切に検査,処置を選択する.
●肝障害の原因疾患のなかには予後のよくないもの,長期の管理を要するものもある.患者の心理状態に配慮するとともに,病状について正確な情報を伝えるように心がける.
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