今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
内科エマージェンシーのデータ解釈―確実なデータ解釈が的確な治療に結びつく
電解質これだけは
大谷 典生
1
1聖路加国際病院救急部
pp.730-734
発行日 2007年4月10日
Published Date 2007/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102684
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ポイント
●K値の異常を認めたら,直ちに十二誘導心電図検査を行う.
●高K血症を認めたら,まずCa製剤投与を行う.
●低Na血症の補正は0.5mEq/l/hr(12mEq/l/day) 以下の速度で行う.
●高Na血症のアプローチは,体水分量の評価が最初.
●高Ca血症の原因は,悪性腫瘍・副甲状腺機能亢進症が大半である.
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