特集 臨床研修コアスキル
経験すべき診察法・検査・手技
基本的手技
人工呼吸
原 義明
1
,
益子 邦洋
1
1日本医科大学千葉北総病院救命救急センター
pp.363-367
発行日 2003年11月30日
Published Date 2003/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102392
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達成目標
・医師が人工呼吸についての知識や技術を要求される場面はなにも救急外来ばかりではない.病院内での患者の急変時や,外出先で救急患者に遭遇した場合,医師として治療にあたる必要がある.また一般市民,特定の団体に心肺蘇生法教育を行う機会があるかもしれない.病院内ではさまざまな医療器材を駆使することや医療スタッフの協力を得ることも可能ではあるが,病院外(プレホスピタル)においてはすべてを1人で行うことになる.そのため医師は,医療器材のある場合とない場合のいずれの場面においても人工呼吸が正しく行えるように知識と技術を備えなければならない.
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