今月の主題 前期高齢者・後期高齢者を診る
高齢者の徴候と捉え方
痴呆―評価と治療
飯島 節
1
1筑波大学心身障害学系
pp.1657-1659
発行日 2003年10月10日
Published Date 2003/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102228
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ポイント
・痴呆の評価では,認知機能ばかりでなく,行動や心理面の評価も必要である.
・痴呆患者からは協力を得にくいことから,行動の観察や介護者からの情報に基づく評価が重要である.
・進行した重度の痴呆患者ではわずかに残された能力の評価が大切であり,意欲の指標(vitality lndex)やミニコミュニケーションテスト(MCT)の活用が期待される.
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