今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン
食道・胃疾患
消化性潰瘍の再発予防
根岸 道子
1
,
鳥居 明
1
1東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科
pp.1498-1500
発行日 2003年9月10日
Published Date 2003/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102192
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ポイント
・H.pylori陽性潰瘍に対して除菌治療を行うことにより,潰瘍再発は著しく抑制される.
・H.pylori陰性潰瘍,または陽性でも除菌適応外の場合,プロトンポンプ阻害薬(PPI)が第一選択薬である.その後の維持療法は,胃潰瘍の再発予防には有効である.
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