今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
皮膚科医から内科医へのアドバイス
口腔内アフタをみたら
高濱 英人
1
,
溝口 昌子
1
1聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室
pp.962-963
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102079
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ポイント
・アフタは口腔内病変では最も頻度が高い.一症状であり,疾患単位ではない.
・粘膜における円形,境界鮮明な有痛性の小潰瘍で,紅暈を伴い偽膜を付着する.
・全身疾患の初発症状あるいは部分症状としてみられるものが含まれているため,診断にあたっては常に全身症状,皮膚症状などに留意する必要がある.
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