今月の主題 循環器薬の使い方 2006
循環器疾患に対する薬物治療の基本
上室性および心室期外収縮
西田 邦洋
1
,
井上 博
1
1富山大学医学部第2内科
pp.1475-1480
発行日 2006年9月10日
Published Date 2006/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101674
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
基礎心疾患のない期外収縮は,症状が強い場合を除いて治療の必要はない.
心筋梗塞急性期の心室期外収縮は致死性不整脈を誘発する危険性があり,積極的に治療を考慮する.
虚血性心疾患や心不全では,slow kineticsのNaチャネル遮断薬は生命予後悪化のリスクがあり使用しない.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.