今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘
下痢の特殊病態―診断および治療
術後患者の下痢
村山 章裕
1
1湘南東部総合病院外科
pp.2019-2021
発行日 2006年12月10日
Published Date 2006/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101434
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ポイント
手術を行った結果生ずる下痢と,周術期の治療によって起こる下痢を区別する.
下痢は主として胆汁塩・脂肪吸収障害の結果として起こる.
貧血・尿管結石・胆石も合併することを理解する.
周術期の予防的抗菌薬投与は執刀時の組織中濃度が再大になるよう,また投与期間が最低限になるよう注意する.
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